リングの上には五人の男達が倒れていたが、あの会長と呼ばれていた中年男がいない。
知佳は上の階に上りドアの前でレオタードを脱いで裸になった。
そしてドアを開ける。
物音に目を覚ましてフラフラと立ち上がって知佳の体を見た清水は、思わずボッキしてしまった。
知佳はその清水のペニスに渾身の力を込めてキックを入れた。
「ぐえーっ!!」
清水はその場にヒザをつき、ブルブル震えだした。
知佳は清水の顔を見てハッとした。
上司の村上にソックリなのだ。
「こいつは虐めがいがあるわね・・・」
知佳の中で今まで意識していなかったサド性が頭をもたげてきた。
足元でのたうちまわっている清水の横にしゃがみほほ笑みながら言った。
「苦しいの?じゃあ、もっと苦しくしてあげるわね」
知佳は清水の背後に回りこみ、左腕で清水の両腕を押さえ込み、右腕でその首を締め上げた。
「何分もつかしらねえ?」
「グググググググルじいっ」
知佳は清水が死なないように、タイミングよく腕をゆるめた。
それを五回繰り返すと、清水は仮死状態になってヨダレを流した。
「情けないわね!それでもプロキックボクサー?」
知佳は三発顔面キックを入れた。
立ち上がってイスを持ってきて座り、指の形の美しい足を清水の顔の前に突き出した。
「さあ・・・さっきまであなたをキックしていた足をお舐め。村上課長!」
清水はキョトンとして「ムラカミってだ・・」と言った瞬間顔を蹴られた。
「黙ってお舐め!」
清水は知佳のきれいな足をビチャビチャと音を立てて舐めた。
そして手を出して知佳の足を持とうとすると知佳のパンチが飛んだ。
「奴隷のくせに手を使うんじゃねえ!」
知佳は一たんボクシンググローブを外すとロープを持ってきて、清水を後手に縛った。
その時ボクシンググローブの革のニオイがプーンとした。またボクシンググローブを着けた。
そしてあらためて座り、足を突き出した。
「オラッ!足の指一本一本しゃぶるのよ!」
清水は必死にしゃぶった。
「もっと舌使って!」
ビシャビシャビシャ、ペロ、ペチャ・・・・・
「爪の垢まで舐め取るのよ」
チャッ、チャッペロッ
「カカトも噛むのよ」
カリッカリッ
「コラッ!!そんなに噛んだら痛いだろっ!!」
ベロベロベロ
知佳は意地悪そうに笑って言った。
「どう?臭くてとっても美味しいでしょ?」
「は・・・はい・・・」
「臭いですって!?」
知佳は両足をそろえて清水の顔を蹴った。
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