練習が終わり、生徒達が帰った後のジムは、若い女性達が発散した汗や女性フェロモンで充満し、むせ返るようだ。
金村は、元は世界的なキックボクサーだったが肝臓を患い引退し、今は指定暴力団後白河会幹部の片手間に、女性専用のキックボクシングジムを経営している。
「女性のシェイプアップ・護身・プロを目指す方大歓迎!!」と表の看板には掲げられている。しかし、彼の本当の目的は、女性の体だった。したがって、入会面接の時、不細工やオバサンは、色々難癖をつけて断った。金村の毒牙にかかった女性は数知れないが、彼のバックを怖れて、司法に訴え出る者はいなかった。
金村は、汗でビショビショに濡れたムエタイパンツを自分のペニスにかぶせ、しごき始めた。さっきまでこのパンツを履いていたのは、伊東涼子という女性だ。二十一歳で、ファッションモデル。いつもストーカーに狙われるため、護身目的で通っている。ボクシンググローブ、レッグガード、ムエタイパンツは、ジムで管理することになっていた。女性達には、「手ぶらで通える」と好評だったが、実際はこのように「管理」されているのである。
涼子の上達は目覚しく、体も、バストサイズはそのままで、上腕筋、腹筋、ふくらはぎの筋肉が非常に発達している。「この間、カメラマンさんに、すごい筋肉だねー」なんて言われちゃた、どーしよう、などと愚痴っていた。
金村はうめいて素早くムエタイパンツを外し、床一面に精を放った。そして、事務室に入って行った。更衣室を盗撮したビデオを見ながら、センズリに励んだ。発射後、彼はウトウトと寝入ってしまった。彼女の本物の体を手に入れる日を夢見ながら。
「キャー!!何これっ!!」
悲鳴に目を覚まして振り向くと、そこに涼子がビックリした顔をして立ち尽くしている。机の前に据え付けられたモニターには、彼女が素っ裸で他の練習生と雑談している様子が写っている。
「こんなことが許されるんですか!!訴えます!!」
涼子の剣幕に一瞬怯んだが、金村はすぐに卑劣な笑みを顔中に浮かべた。
「飛んで火に入る夏の虫だな」
「エッ!?」
金村はサバイバルナイフを取り出し、突きつけた。「おとなしくしてるんだぜ・・・」慣れた手つきで飛び縄を使って後ろ手に縛り上げ、猿轡をかませ、ナイフで彼女の洋服を切り裂いた。真っ白い大きな乳房が飛び出す。ペニスが瞬間的にそそり立つ。
・・・彼女を汚し、満足したのも束の間、すぐにペニスが力を回復した。次はパイズリしようと、乳房を両手で抱き集めた時、涼子の視線が自分の背後へ逸れたのに気づいた。
振り向き様、首根に手刀の一撃を受け、ペニスを晒したまま床に倒れ込み、気を失った。
「ぶ・・ぶぶぇ!!」
金村はあまりの息苦しさに意識を回復した。
どうやら自分はリングの上でのびていて、誰かが素足の足裏で、口と鼻を塞いでいたようだと気づいた。
「ちょっと臭かった?ブーツ裸足で履いて、一日中歩き回ってたから」
若い女がはるか上の方から、見下ろしている。
若いなんてものじゃない、まだ十代だろう。
女は艶やかなショートヘアー、大きくて、澄んだ二重の目は美しさと冷たさを兼ね備えている。上半身は裸だ。全体的に細身でありながら肩や腕、腹筋がかなり発達している。一見美少年のようでもあるが、小さな乳首の付いたたわわな胸が、女性であることを主張している。薄手のサテンのタイツを履いている。腿のところに「KICK BOXING」と刺繍してある。手には十オンスの黒いボクシンググローブを付けている。大分使い込まれていた。タイツも膝のところに穴が開きボロボロだが、それらがかえって女の肌の若々しい清潔感を際立たせている。
「誰だ、お前は!」立ち上がりながら言う。足元がふらつく。
「有紀、十六歳、高校生でーす。趣味は人殺しでーす」
「な、何ーっ!」
有紀は、背が高く、百七十はありそうだ。首から純金の十字のネックレスをさげている。ライトが反射して、彼の目を眩しがらせる。
「あなたを始末するように、後白河会から頼まれたの。で、あなたの経歴に敬意を表して、キックボクシングで仕留めてくれっていう依頼なの。でも、キックボクシングって久しぶり。最近はテコンドーにハマッてるから」
金村は状況が飲み込めない。「い・・・一体どういうことなんだ?」
「こういうことよ」
左右のフック、右ストレート、彼女がクルリと背を向けた瞬間、後ろ回し蹴りを下顎に受け、ロープにたたき付けられた。ほんの一秒間の出来事である。
シャワー室から、涼子が顔を覗かせる。
「ねえ、ちゃんと奥まで洗った?」有紀が声をかける。
「え・・ええ」
「出てきなよ。一緒にこのオヤジをのしてやろうよ!」
「でも・・・怖いわ・・・」
「大丈夫だよ。まだウォーミングアップの段階なのに、コイツKO寸前みたい」
「・・・怖いの・・・」
「アタシの方が怖いわよ!・・・女の子一人レイプするのにナイフ使わないとできない、弱っちくて卑怯な醜男・・・こういう奴は許せないのよね~」
有紀の美しい瞳が金村の怯えた顔を射抜く。
「オジサン・・・やさしく殺してあげないから覚悟しな!!」
「ひっ・・・なな何を・・・!」
有紀は金村の両腕を腋に挟み、力を込め始めた。
「い・・・いぎぎ・・・お、折れる・・・!」
「安心して。すぐには折れないから」
「い・・・いだい・・・あ・・・あ・・・」
ぼぎゃ!!
「ギャーッ!!!!」
「す、すごーい・・・」涼子は呟いた。
「ね。これで大丈夫だから、こっちに来て、一緒にシメよう♪」
有紀はまだあどけなさの残る笑顔を、涼子に向けた。
「う・・うん」
涼子は恐る恐るリングに上がった。
「勇気出して」有紀はほんの少し背伸びをして、涼子の唇にキスした。少し汗のにおいの混じった、若い女の子特有の甘いにおいに包まれた。これまでに経験したことの無いようなキスだった。
有紀に真っ直ぐ見つめられている。顔が小さくて、目が大きくて何て可愛いのだろうと思った。モデル仲間の誰よりも魅力的だった。
涼子は体の芯まで痺れた。胸から巻いたバスタオルが落ちて、ビーナス像のような涼子の裸体が露になり、頬を赤らめた。
「かわいいー」有紀が笑うと、形のいい唇から真珠のような歯がのぞいた。涼子も思わず微笑む。
「ぐ・・・ぐえーっ・・・し・・・死ぬーっ救急車・・・救急車呼んでくれー」
金村の呻きで、二人は現実に引き戻される。
「少し黙ってなさい!」
有紀は一メートル程ジャンプし、足裏で金村の口元をキックし、ゆっくり着地した。
ロープに引っかかってかろうじて立っている金村の目がゆっくりと回転し、白目になった。
次に、口から、ブクブクと泡があふれ出てきた。次から次へと途切れることがない。
「あははははっ!カニみたい!!」
有紀が余りにおかしそうに笑うので、思わず涼子も吹き出す。
「さあ、内臓入りサンドバックよ!あなたも打撃練習したら」
「これ以上やったら死んじゃうんじゃない・・・」
「あなた、あんな目にあったのにやさしいのね・・・いいこと教えてあげるわ。二年前、S県で起こった、女子高生監禁惨殺事件、知ってるでしょ?」
「もちろん。女子高生を一ヶ月に渡って監禁して、レイプして、殴る蹴るの暴行を加えて、最後は餓死させた・・・史上最悪の少年犯罪っていわれてて・・・私も、あんなに酷い事件ってないと思うわ」
「あの時捕まった少年は、この男の舎弟なの。少年は罪が軽いからって騙されて出頭させられただけで、真犯人はこの男よ」
「まさか・・・!」
「本当よ・・・ねえ、そうでしょう?」
金村はピクリとも動かず、泡だけが流れ続けている。
有紀は、片足で立って、長くて形の良い脚を金村に向かって伸ばした。そして、きれいなピンク色でニスでも塗ったかのように艶のある爪のついた足指で、男の耳をつまんだ。大きく硬く発達した足の親指に力を入れてしっかり挟み、一気に引きちぎった。
「ビュッ!!!ビエ~~~~~~ッ!!!」
人間のものとは思えない喚き声。
「うるさい!」
有紀の鼠蹊部への前蹴りを受け、「ヒクッ」という声を出して喚き声を胸に引っ込める。
「女子高生殺したの、あんたでしょう?」
「俺じゃね・・・」
ズコッ!!
有紀の飛び膝蹴りが金村の左胸にめり込む。
「ししし心臓が、止まっちまう・・・・」
「女子高生殺したのあんたでしょう?」
「俺は知らね・・・」
ズンッ!!
ボクシンググローブの上部三分の二が金村の肝臓にめり込んでいる。
「ドヘッ!!」
「もう一度聞くわ。女子高生殺したのあんたでしょう?」
「お・・おで・・」
有紀がジャンプする素振りを見せる。
「お、おげがやでぃばしだ~!あど餓鬼に、弟をこどされだぐながっだら、警察行けって、脅しばしたぁ!!」
「ほらね」有紀が呆れたように言う。
涼子の心に、怒りの炎が燃え始めた。これ程までの憎しみの情を感じたのは生まれて初めてのことだ。
「これ付けて」有紀は、リングの片隅に転がっていたボクシンググローブを涼子にパスする。
「ありがとう・・・」涼子は受け取った。金村の目を見据えたまま、ボクシンググローブをはめる。
ババン!!グローブを打ち合わせる。
「あの少女に代わって・・・お仕置きよ!!」
ボボボボボボボボボボボボボボボッ!!
猛烈な連打が金村のボディ全体に炸裂し、一瞬のうちに筋肉中の血管が破裂し、上半身が紫色に変色する。
「ウゴォ!」男は目玉を剥いてダウンしようとする。
シュッ!! メキッ!!!
すかさずハイキックを放った涼子の足裏が金村の鼻骨をグシャグシャに潰す。
涼子は土踏まずで、相手の顔の皮膚の下で骨が右へ左へと滑るのを感じる。
「かっこいい!!何てきれいなコンビネーションなの!!あたしより強いかも!!」と有紀。
涼子はハイキックの姿勢で金村を支えたまま、輝くような笑顔で、「ありがとう」と返した。
そしてまた、攻撃を再開した。
バキッ!!ドカッツ!!ド、ドスッツ!!ボカッ!!
自ら教えた技の限りをつくして責めてくる教え子の上達に、「ウブッツ!!ブーッツ!!」と苦悶の呻きで応える金村。
有紀は、腰まで届く豊かな黒髪を靡かせている涼子の勇姿をウットリとした目で眺めた。 パン!パン!パン!パパン!!パン!パン!パパパパパパン!!パンパン
涼子は片足立ちの姿勢で、左足を使って往復足ビンタを繰り返す。昔付き合っていた男によくビンタを張られた憎しみが甦り、さらに足に力が入る。
「あっ!!」有紀が叫ぶ。
「えっ?」涼子が蹴るのをやめて振り向くと、背後で金村がドスーンと音を立てて仰向けに倒れた。
そして体を硬直させたまま脳波に合わせて痙攣している。
「どうしたの?」
「これ、見てよ」
有紀が足の爪先で金村のペニスをつつく。
「いやだ!!」
涼子は思わず顔を赤らめた。
金村のペニスがはちきれんばかりに、膨張していたのだ。
彼は、涼子のハイキックに苦しめられつつ、しっかり彼女の秘所を凝視していたのだ。
「フフフ・・・」
有紀は悲しい男の性に、憫笑とも冷笑とも取れる微笑を浮かべ、男のペニスを足の親指と人差し指で挟んだ。
「あれっ?」
有紀は小首を傾げ、下に向かって力を込めた。しかし亀頭が露出しない。
「アハハハッ!ヤダー!コイツ、真性包茎じゃない!!」
有紀は身を屈めて大笑いしたが、涼子の沈んだ表情を見て、すぐにやめた。そして、慌てて怒った。
「こんな不潔なペニスで女の子達をレイプしてたの!?許せないわ!!」
有紀は足に全体重をかけた。
金村は、ペニスだけをこの世に残して三途の川を彷徨っていたが、再び現世に連れ戻されて叫んだ。
「い・・・いででで・・・・・・・」
有紀がさらに力を込める。
「でででで・・・・・・デハッツ!!!!!!!」
包皮が四つに裂け、血塗れの中身が初めて外の空気を吸った。
その瞬間、渾身の力を込めて、涼子がそれを踏みつけた。
「イゲェ~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
有紀は、涼子の凛とした表情に見とれる。
二十歳になるかならぬかの若さにも関わらず、美しいだけでなく母性を感じさせる優しい顔立ちをしている涼子。
しかし、そういう女性を本気で怒らせた時の恐怖を、そして恍惚を、有紀は学んだ。
「ひーふー・・・ひーふー・・・み・・・水を・・・ひー・・・」
涼子は無言で屈みこみ、金村の口の中に、幾筋もの唾液を垂らした。
「あれはあたしのなのに・・・!」有紀は嫉妬の表情を浮かべた。
「さあ、あなたも・・・・・・」
「でも・・・」有紀は不服そうな声を出す。
「この男・・・死ぬのはまだ早いわ」
「!!」
有紀は、涼子の顔立ちと発言とのギャップの激しさに興奮し、直に履いたタイツの股を濡らした。
「ねえ、もっと濃いお水を飲ませてあげて」
有紀は涼子の言った意味をすぐに理解した。
コオーッ!!カーッ!!
有紀は苦労して、口一杯に痰を溜めた。
ペッ!!
金村は、二人の美女の口から出た命綱を必死で飲み込んだ。
「さあ、食事の時間よ!」
涼子は、男の口というか肉塊に開いた穴の上に跨った。
「あなたが殺した女子高生は、一ヶ月間何にも食べさせてもらえなかったのよ・・・感謝しなさい。もし少しでも残したら・・・アウトよ」
金村は、残った方の耳で聞いていたようで、夢中で、口の中に送られてくる大便を胃の中に収め続けた。
涼子は汚れた肛門を、男の顔に押し付けて拭った。
続いて、有紀の番だ。
プスッ
自分の可愛らしいおならに頬を赤らめた。
続いて出てきた大便は、かなり強烈なニオイを放った。
「さっき・・・お肉食べたから・・・・」
有紀の体内を清潔に保つために、全ての毒素・老廃物が大便になり、男の口の中へ廃棄された。
その時、後ろのドアが開いた。
「アツ!!」
有紀と涼子は慌てた。
そこには、ジムの練習生が五人立っている。皆余りに美人なので、顔を覚えている。
「まだ生きてる!?」
そのうちの一人が心配そうに聞く。
「エッ?」有紀と涼子は何のことだかわからない。
「あたしたち皆、それぞれ、後白河会から金村の抹殺を依頼されてたの。それで、チャンスを窺ってたんだけど、今日任務遂行命令が出て、来てみたら、鉢合わせしちゃったってわけ。あなたたちもそうでしょう?」
「ええ」と有紀。
「わたしは、ロッカーに忘れ物をして、取りに帰ってきただけ・・・」と涼子。
「さあ、早く着替えて、仕事しなきゃ!」
五人は、それぞれ自分のボクシンググローブをはめている。キックボクシングパンツは金村の体液でガビガビに固まっているので身につけず、全裸の者が二人、残りの三人はトップレスで、黒いレースのパンティを履いた者、ピンクのTバックを履いた者、直に黒いパンストを履いた者、という格好だ。
こうして見ると、彼女たちの美貌・筋肉の発達は、常識の範疇を超えている。そんなことに気づかない金村の愚かさ、鈍感さ。
五人は、リング上に虫の息で横たわり、規則正しく痙攣している男の惨状に、さすがに少し驚いた。しかし、すぐに、暗殺者の顔つきに変わった。
「全部で七人いるから、このオヤジには七回死んでもらいましょう!」
有紀のグローブパンチの威力は、一トンの破壊力を持つ。まだ生きているのが不思議だ。さすがに元チャンピオンキックボクサーだ。並みの男だったら千回は絶命していただろう。 しかし、この生命力が、金村にとって災いしたのである。
黒いパンストを履いた女性が、金村の肥満した巨体を軽々と抱き起こす。
それを皆でぐるりと囲む。
パンストの女性は素早く飛びのいて輪に加わる。
「ボディブローよ!!セーノッ!」
ドドドドドドドスッ!!!
金村の腹部一周に、パンチがめり込む。
胃の内容物が金村の頬を膨らませる。
「吐くなッ!!」
バギッ!!
完全に同時に、男の頭の三百六十度を、七本の素足が押さえこんでいる。
口の中の吐瀉物は、再び胃の中へすっ飛んで行った。
しかし、口内の裂傷から吹き出した血液が気管に流れ込み、金村は自分の血に溺れることになった。
「コイツを男のまま逝かせるわけにはいかないわ!せーの!!」
パスングシャッ!!!!
金玉が前後からの蹴りを受けて、粉砕された。
「ボゲェ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!」
気管の血をぶちまけ、再び心臓が動き出した。
「次は、この男の得意技よせーの!!」
ズーン!!!!!ボキッボキッ!!
金村の鳩尾を中心に、一周に膝が突き刺さる。
胸骨と脊椎が骨折する。
「後ろ蹴りで、肋骨を砕くわよセイヤッツ!!」
バリッ!!バリッ!!
尖った肋骨の破片が男の肺に突き刺さり、肺胞から全ての空気が抜けていく。
この時点で心肺停止。
「脳みそぶっ潰せ!!ストレート!!!!」
バキッ!!ブシュウ!!
頭蓋骨が砕け、灰褐色の脳が漏れる。
「いいわねっ!!トドメよッ!!!ソレッ!!!!!!」
七本の素足が、金村の首の付け根を突き上げた。
首は頚椎や大小無数の血管や筋肉をぶら下げながら分離し、三メートル上方の天井の壁を突き破って闇に消えた。
それを見送って、金村の残骸が、リングに沈んだ。
「ヤッタワー!!!!!!!」
七人の美女たちは、飛び上がって喜んだ。
「でも・・・」金村の死体を踏みつけながら、有紀が呟いた。「後白河の会長は、そんなにアタシの腕が信用できないのかしら・・・」
「そうよねー。女だと思って、なめてるのかしら」
「これから、みんなで本部に行って、皆殺しにしちゃおうかしら!!」
「いい考えね!あそこには、内臓入りサンドバックがいくらでもあるものね」そう言ったのは、涼子だ。
その残酷な横顔を、有紀はウットリと眺めるのだった。
完
UUさん主催のサイト『DOMINANT LADY』に投稿
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